カチガワ録音雑記

地域の皆様に愛されて100年。カチ録は街の情報発信基地。

A.O.A.[DISASTER AREA - THE DISCOGRAPHY]
80年代に活動したUKのアナーコ/クラストバンド。ブート。
自分としてはAOAといえばあっちのを思い出してしまう訳で、そんな意味でも気になっていたバンドですよ。
当然あっちのとは全く関係なく、名前もALL OUT ATTACKの略で音も非常に硬派。
つうかね、むちゃくちゃかっこいいすコレ。
ドタバタドラムで疾走感ありつつ、渋い味わいもある。構成も凝ってて、3〜4分台の長めの曲も普通にあるけど全然ダレない。
正規再発が決定しているらしいんだけど、ちょっとも出る気配がないのでコレ買っとけ!



GAUZE[貧乏ゆすりのリズムにのって]
何も言う事が無い。100点。


BLACK GANION[First]
すごく楽しみにしてたのに、いざ聴いてみると、ライブを死ぬほど観まくったせいで、全曲知りすぎるくらい知ってて、まるで新作を聴いた気がしない(笑) 
なんてこった!
かっこいいんだけど、既に愛聴盤を聴いているかのような気分。


Sœur Marie Keyrouz[Chants sacrés de l'Orient (tradition melchite)]
シリアの修道女、マリー・ケイルーズ。東方教会の一つ、ビザンツ帝国教会(メルキート)の聖歌を収録。
自分たちが耳にした事のある西側の聖歌やゴスペルとは全然違い、アラブ圏の民謡に近く、日本でいう"こぶし"(メリスマという)を利かせた歌唱。加えて、バックに男声によるドローン。これは指摘されないと聖歌だとはわからないと思う。
とはいえ、キリスト教は中近東アジアが発祥なので、聖歌の元々の形はこっちなんだろうな〜。なにしろ、歌の舞台なんだもんな。