カチガワ録音雑記

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[シグルイ]第十巻 南條範夫原作・山口貴由
主要人物全員、完全に針が振り切れている。江戸時代の無残絵をほうふつとさせる惨たらしい描写も山盛り。でも全然ケレン味がないのは、慎重な話運びや丹念に丹念に描かれた絵のせい。原作を凌駕する密度の濃さ。山口さんの冷静な気狂いぶりが一番おそろしい(笑)


「ものを思うは脳ばかりではない。臓器にも記憶は宿る。筋肉とて人を恨むのだ。」


この巻も鳥肌モノです



URANUS[to this bearer of truth]
こちらも今更でスイマセン。
90年代半ば、Yannik(Tragedy, ex.HIS HERO IS GONE)がやっていたカナダのバンド。のディスコグラフィーCD。HHIGのような音を予想してたけど、いわゆるダークスラッシュというよりは、カオティックHCだった。
どうやらカオティックHCの第一人者的存在らしく、短命(約二年)ながら後の同系バンドに与えた影響は絶大だとか。
聴けば分かるけど、このバンドでカオティックHCのスタイルは完全に確立されてます。特に2枚組7inch(CD#1〜#5)の完成度はスゴイもんがある。まさに流れを変えた一枚ってやつだな。
個人的には、カオティックはコレとkularaの二曲入り持ってれば後はいらないかもと思った。
http://www.myspace.com/unionofuranusfan
http://scaforo.informe.com/uranus-to-this-bearer-of-truth-2004-dt1065.html