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ナンバガ復活と言えばアヒトイナザワの件だ。例の歌詞もステイトメントも読んだけど、特A(どう考えてもアレのことだろう)なんて言葉を使っておきながら「誤解を招いた」は無いよなー。あんな言葉使う時点でどの辺りのネット言説に触れてきたか想像つくし、意図するところも明白だ。そこに誤解など生じようがない。万が一、ろくすっぽ意味も知らずに使ったのだとしたらアホとしか言いようがないが、「その時の情勢や政治の在り方についての批判を主な意図」としたとの事なので、その可能性は低い。批判にしても、アレはまともな人間なら使わない言葉だ。それに「ファンの方々や関係者の皆様」に対して謝ってるのも定型文ぽくて萎える。自分もリアルタイムで聴いてたファンだけど、別に俺に謝んなくていいよと思う。謝る相手そこかよと。まぁtwitterでもバンドとサッカーの話しかしてないようだし、思想信条はどうあれ今後もヘイトに加担するのだけは止めて欲しい。
メンバーはどう思ってんのかな。気にしてないのかな。それとこれとは別って感じなのかな。もやもやする。
あと、あの歌詞の何がダメかわからない人やファン心理ゆえに擁護してる人たちが、ポリティカル・コレクトネスやヘイト表現についてあまりに鈍感なのが辛い。芸術無罪みたいな無邪気さや何もかもどっちもどっちにしてしまう悪しき相対主義からは卒業して欲しい。
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GROUP15年ぶりの新譜。はっきり言ってナンバガ復活より断然テンション上がった。本当に楽しみ。ライブ観たい。
https://spincoaster.com/news/group-release-new-album-mikazuki
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2月9日
『アクアマン』IMAX3D版を観た。
これほど全部のせという表現の似合う映画もないだろう。軽快なテンポで次々とジャンルを横断していく様は爽快の一言。映像もキレてるんだから言うことなし。やはりジェームズ・ワンはサービス精神の塊であった。80sブロックバスタームービーの精神を受け継ぎ、幾重にもアップデートした素晴らしい監督だと思う。
2月16日
『女王陛下のお気に入り』を観た。
とんでもなくハイレベルな演技合戦に終始くぎ付け、あまりの凄さにクラクラした。衣装や美術も素晴らしい。
2月10日
LGのOLED55C8PJAとSONYのUBP-X700だ。高嶺の花だった有機ELが、去年の後半あたりから急激に値下がりし始めたため、購入に踏み切った。もちろん小遣いでは買えないので、妻を説得しての買い物。妻さんありがとうございます。その代わりUHDBDプレーヤーは自費だ。
プレーヤーを買うにあたり、友人からはXbox One Xを激しく勧められた。が、今回は見送った。
理由は以下
1. RDR2をやり終えた今、次にゲームを買う機会が当分ない。PS4はほぼ発売日に買ったが、この5年間で買ったゲームはたった2本だけだ。 主にBD再生機としてお世話になった。
2. どちらにしろUHDBD再生機としてしか使わないのに価格差は倍。プレーヤーが25000円、1Xは5万円近い。
3. UHD BD再生機としての性能に大差はない。めちゃくちゃ調べたが、1Xの方が明らかに優位であると納得できる記述は見つからなかった。(ゲーム機なのに専用機に劣らないってのは凄いことなんだけどね)
4. 次世代機の発売が2020年を予定している。どうせなら小遣い貯めてそっち買うわ。
以上
しかも今回、テレビとの抱き合わせで実質15000円にしてもらえた。ケーズデンキ最高。
ちなみにdisられるのが怖くて件の友人には何も伝えてない。びびり
2月4日
トクゾーで冬にわかれてを観てきた。連日のトクゾー…連日の満席。
自分は、例えばJoni MitchellやVashti Bunyanのようなトラッド寄りの歌唱に滅法弱い。寺尾紗穂ももちろん好きだ。そしてそれは、弾き語りよりもバンド編成である方が尚良い。つまり今回のライブは好みドンピシャ。ごちそうさまです。
歌の間合いをきっちり捉え、寄り添うような伴奏。実に良い。満席のライブハウスは決して居心地の良いものではないが、この演奏ならいつまででも聴いていられると思った。
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1月26日
『サスペリア』を観た。
冒頭のカットからしてキレキレで、あっという間に画面に引き込まれた。あとはただただ没頭。オリジナル最大の特徴であった原色の色彩や音楽。それらを敢えて正反対の方向に作り替えてあるにも拘わらず、あの映画が持っていた可能性を120%引き出してある。これほど素晴らしいリメイクはないだろうと思う。(ダリオ・アルジェント監督は今作の出来に不満らしい。まぁでも、あの人の映画は基本的になんのこっちゃな出来だしね。そこが魅力なんだけど)
1月31日
ビルボード大阪でBrandn Colemanを観た。
Kamasi Washingtonのライブでもリーダー以上の熱演で客を湧かせてくれたブランドン。今回もやはり1曲目から全力。そこからラストまでテンション上がりっぱなし。鍵盤3人、ヴァイオリン、ドラムという編成で生み出す猛烈なグルーブ、ファンクネス。最高に楽しかった。
2月3日
トクゾーでMachine Gunセッションを観た。
欧州フリー・ジャズ史に燦然と輝く名盤、Petar Brotzmann OctetのMachine Gun。「どしゃめしゃなのはこれ1枚あれば十分では」と思えるほど大好きな作品の再演。行くしかない。
メンバーは
不破大輔(cond,b)竹内直(ts,bcl)
吉田隆一(bs)柳川芳命(sa)
大森菜々(p) 一ノ瀬大悟(b)
本田珠也(ds)江藤良人(ds)
オリジナルと同じ楽器編成。これが期待通りのどしゃめしゃっぷり。不破氏の指揮の賜物でもあるんだろう。メリハリも利いていて実に景気が良く、心底スカっとした。
この日は満席、この手の音楽で当然禁煙であるはずもなく、辺り一面もうもうとしてた。酒、たばこ、和装。実に分かり易い。それにしても年齢層が高い、高すぎると言って良いほどに。フリー・ジャズってほぼ化石のようなジャンルだな。でもそれはそれで構わないと思う。ジャズ自体は活発な新陳代謝が起きているし、新しい音楽なんていくらでも出てくる。