カチガワ録音雑記

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「共同警備区域JSA
国連と北朝鮮の兵士が共同で警備に当たる "JSA" において、ふとしたきっかけから許されざる友情を育む事になった南北の兵士達の交流と悲劇を描いた。

韓国では公開当時、ソウルでの入場者記録を塗り替え社会現象となった(韓国全土で583万人、うちソウルで253万人を動員)。北側の兵士を人格を持った人間として描いた事から、若年層の北朝鮮への親近感を高める1つの原因になったと言われる。」 wikipediaより抜粋


これも本当に良かった。
南北分断というあまりに重いテーマを、判り易く、重苦しくなく、かつ真正面から捉え、深い感銘を与える良い映画でした。
ソン・ガンホは本当に渋い。イ・ビョンホンも良かった。 シン・ハギュンも良かった。
観終わった後、mixiで「親切なクムジャさん」のクムジャ親子を襲う二人組がソン・ガンホとシン・ハギュンだったという事を教えていただく。あの映画が初めての韓国映画だったんで、カメオ出演も何も解らなかったんだよなぁ・・・
インタビューでソン・ガンホが「映画はその国の文化を知るのに一番良いメディアであり、私はその一端を担うものとしての責任を常に感じている」みたいな事を言っていて、その意識の高さに感服しました。
あと、イ・ヨンエが「JSA」〜「親切なクムジャさん」の間に役者としての意識がかなり高まっている事も、インタビューを見て感じましたね〜。


韓国映画を観る度、出演している女優さんにヤラレているワタシですが、女性の話す韓国語のニュアンスがたまらなく好きだと言う事が判明しました(笑