で、ON THE CORNER BOXですよ

（既発曲が全部入っているだとか、関係ない時期のが入っているだとかの見逃せないデメリットがある事を認めた上で）
マイルス音楽史の中でも一際特殊だったといえるオンザコーナー期(72〜73年4月)が気になってしょうがない自分のようなスキモノは間違いなく"買い"ですよコレ！！
と、同時に、やれクズセッションだの勝者はテオ･マセロだのと菊地某の説をまるで自説であるかのようにのたまった方々には猛省を促したい(ネット上で数名見かけた)
disc1を聴けば、「んなこたね〜」って事がわかるハズ！未編集でも全然イケるって！
あとですね、Rated-Xでぶっ飛んだ人に朗報。disc2収録のChieftainが強力です。リミックスしてないのにリミックスです。他にオリジナルがあるようにしか思えない。曲の最後に(DJ〜mix)て表記あっても不思議ねーす。
やっぱこの時期のマイルスには独特の魔力があるなぁ〜。人によってはクソでしかないかもしれんけど。大好きです。
あとは、73年春に極短い期間だけ存在した10人編成のライブ*1がオフィシャルでリリースされる事を願うばかりだな。ブックレットでこの編成でのライブについて言及してた上に、写真まで載ってたから否が応でも期待してしまいますよコレ〜〜〜！！！

*1:Miles, Dave Liebman, Pete Cosey, Lonnie Liston Smith, Reggie Lucas, khalil balakrishna, Michael Henderson, Al Foster, Badal Roy, Mtumeの10人。ブートは出てるけど、音がむちゃくちゃ悪い