カチガワ録音雑記

地域の皆様に愛されて100年。カチ録は街の情報発信基地。

みかみかん

12/4(tue)@tokuzo
三上寛・古沢良次郎
DEAD LOCK
[安井義博(vo,b)from OUTRAGE, 臼井康浩(g)
小野良子(as),丹羽和久(ds),竜巻太郎(ds)]


に、行ってきました。


まずはDEAD LOCK。OUTRAGEですよOUTRAGE!何なんでしょうこの組み合わせ意外すぎ。
どうなるのかと思ったら、キレまくるインプロ大会。
安井さんのアクションがきっちりメタルマナーで、見た目が地味になりがちなインプロには新鮮。
リズム隊にスラッシャーとパンクスがいるので、緩急でいう緩の部分をやっても我慢できずに高速化(笑)
ドラム二人はすぐバトル状態。小野さん臼井さんむっちゃ冷静。
臼井さんが「おそらく一回限り」と言ってたのだけど、発展の余地アリアリな感じだったので、最低でも一年くらいやって欲しいなぁ〜。
録音しましたが、ドラムがすげーハウっててアウト。なんで?モニターが近かったからかな?




三上寛・古沢良次郎
歌に詩にギターに土俵入りみたいな独特の動きに・・・・何もかも圧倒的
フォークとかロックとかパンクとか、そういうカタチに分かれる前の、根っこの部分。今の三上寛がいるのはそこ。
若い頃の三上寛にしか興味がないという人、自分の音楽観を今一度見つめなおした方がいい。
日本人を[高度成長期〜バブル]で区切り、それ以前以後で別物と考えるなら、三上寛はあきらかに前者。それも最後の世代。
後者の世代が劣るという意味じゃなく、とにかく違うんだよなぁ。こんな人はもう二度と現れないでしょう。
古沢さんも、巧いのかヘタなのか、そもそもテキトーにやっているようにしか見えない力の抜きっぷりなのに、ドラムとして成立してて、もう意味が判らない(笑) 完全に自由。漫画に出てくる仙人みたい。
このデュオは音源出てます