カチガワ録音雑記

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選挙終わったな

鬱々とした気分になることが多すぎてなかなか正面から向き合えなくなったけど、それでも投票は行く。当然、共産党に入れた。具体的かつまっとうな政策を掲げているし、絶対に現政権に迎合しない固い政党だからだ。けれど残念ながら選挙区のすやまさんは落ちた。義母は、妻がいくら言っても投票に行かなかったし、それどころか逆ギレした。投票率も5割を切った。いろんな人と日常的に政治の話をしていくしかないんだろうけど、話をしようとしてもつい感情的になってしまう。まず今の政治に対して腹の立つことが多すぎるんだ。正直もうギリギリのとこまで来てる。政治に無関心でいられた時代はとっくに終わりを告げているものの、なにしろこれで数十年やってきたのがこの国。特に不況に陥ってからの世代は「諦めること」「現状を受け入れる事」「空気に迎合すること」を処世術として身に着けてしまっている。ここをひっくり返すには物凄く大変な努力と時間が必要なんだろう。その前にこの国は潰れてしまうと思う。資源も労働力もない、観光くらいしか売りのないこの国で、現政権のようにリソースを食いつぶす政策を採り続けるのであれば、そう遠くない未来に底を打つだろう。その時になっても、明確な責任の所在や問題点をうやむやにして、一億総ざんげ的な、がんばろうニッポン的なものに収束していくんだろう。この国はそういう国だ。たまたま一瞬浮き上がってみせただけの田舎国家。そんな中でも諦めず、何とか民主主義の生命線を繋いでいこうとしている人たちには頭が下がる。いくら絶望しても、そういう人たちの足を引っ張る事だけはしたくない。