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[The Jimmy Giuffre 3]Jimmy Giuffre
57年。Jimmy Giuffre(ts, cl, bs) / Jim Hall(g) / Ralph Pena(b)
「打楽器等用いなくてもビートを感じる事はできる」という独自の理論インナー･ビートを実践したソロ作が実験的すぎて酷評され、その反省を踏まえ結成されたトリオの一作目。
サックスのボタン？ペダル？がスネア。ブレスがブラシに聴こえるような録り方をしていて、ホントにドラムがあるように感じられます。フレーズもそうなるように作ってるっぽい。で、それらの技を強調する事無く、さらっと聴いたら気付かないくらい何気なく使っていて、主体はあくまでもウエストコースト特有の緻密なアレンジとインタープレイの絶妙なブレンド。前回の反省が活かされてます！
このトリオは後にベースが脱け、バルブトロンボーンが加入してます。ベースも要らねぇってなる程インナー･ビートが完成したと捉えていいのか？